気に入った女性

これは本当です。実際に男性はロマンチストです。それぞれが自分なりのシナリオを思い浮かべ、ドラマを描きます。ではそのドラマのシナリオはいつ生まれるのでしょう? シナリオはふたりで会っているときも着々とつくられています。男性は、気に入った女性をサイドシートに乗せながら、いっしょに食事をしながら、また海辺を歩きながらいろいろなことを想像しています。何を想像しているかというと、「この女性が僕の恋人になったらどんな毎日がやってくるんだろう?」とか、ほんのちょっと未来のこと。このときの男性の頭の中は、ドラマの脚本・主演・監督になっており、 1人 3役をこなす気満々です。「どこで告白しょうか?」「なんて言って告白しようか?」「返事をにごされたらどんな言葉を返そうか?”僕は待っているから“にしようか?それとも”じゃあ友だちとしてよろしく!“とクールなフリをしようか?」「はじめてのお泊り旅行はどこにしようか?海がいいかな?山でスノーポードや温泉とからめようかな?ペンションがいいかな?車かな?電車かな?」「僕のひとり暮しの部屋を彼女のために、どんな風に模様替えしようかな?」「もしいっしょに暮らしたらどんなふうになるのかな?」その想像は泉のごとく次から次へと溢れ出します。でも、男性はさまざまな想像をして勝手に浮かれているだけではありません。「このシナリオに沿って、はたしてふたりは恋を楽しんでいけるのだろうか?」

DN034_L