自分の決定的な欠点

でも、彼女は、女性として充分魅力的なんです。それに、男性との接点もひっきりなしにあるのです。 女性「ああ、なんか雲行き怪しいなあ、とかイヤな予感がすると、それがことごとく全部当たって、そのとおりになってしまうのよ。そういう想像をするからいけないのかな?と思って楽天的にしていると、今度は青天の霹靂のように、別れを切り出されるの」彼女は、もう完全に自分が男性から愛されない女性であるという自画像を意識していました。彼女には完全に”負けグセ“がついていたのです。彼女は、自分自身がまったく気づいていない”決定的に男性から嫌われる何か“が自分の癖としてあるのではないか?と思いはじめていました。「私の友人なんてみんな、普通に何年も当たり前のように男と付き合ってるわ。それに結婚した人だって何人もいる。それに”複数に告白されて誰にしようか迷っている“とかそんな悩みの人だっているわ。なんで私だけ、こんなに全敗なのかしら?」自分を責めはじめると、もう止まりません。彼女は、その「叩団連続振られた」という事実の原因は、全部自分の責任であり、しかも、たったひとつの「自分の決定的な欠点」によってすべての男性が自分のもとを去っていったと思っていたのです。 でもじつは違っていたのです。この叩回の失恋それぞれに、それぞれの理由があり、その恋は実らなかったのです。全部、同じひとつの理由が原因で、ということではなかったのです。

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