自分らしくない恋

そして次のように宣言したりします。「これからは、好きになりすぎて、自分を見失ってしまいそうな相手とは恋はしないに限る!」「どんなに自分の気持ちが高まっても、ストレートにその感情を表現するのは控えよう。相手に”重い“と思わせないほうがだいじよ」「自分と意見がぶつかるような自己主張がはっきりした男性よりは、なんでもハイハイと聞いてくれる温厚な人のほうが上手くいくはずよ」「今までの人は少なくとも、週に 2回は会っていた。でもこの”会いすぎ“がマンネリ化を招くのよ。これからの人はせいぜい 2週間に 1回にとどめよう」などと、自分の中にセオリーを勝手につくるのです。こんなセオリーなど、「初恋」のころにはまったくありえないものでした。この「経験の賜物」がじつは、あなたの恋の足を引っぱっているのです。こんな、「私はこうあるべきだ!」と、自分でつくったル ルに縛られているうちに、好きでもない人と妥協して付き合うことがあります。でも、考えすぎる恋はうまくいかないものです。あなたが過去の痛い経験で知り得たその教訓は、一度頭の片隅に追いやりましょう。そしてもう一度、「はじめての恋」のときの感覚をだいじにし、感情の高鳴りに身をゆだねてみるのです。そして、できるだけ変化球を使わずに、ど真ん中ストレートを投げるように努力するのです。そうすることによって”本当の恋 ”だけを心から楽しむのです。「はじめての恋」の感党を取り戻すにつれ、ここ何川かの恋がいかに「自分らしくない恋」だったのか、はっきりわかるでしょう。


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